『正法眼蔵』の他の巻では、道元は、いわゆる禅の公案について、一見、意味が分からないような、高尚な文章を書いている。
しかし、この洗浄の巻では一点。実に現実的な内容の文章を書いている。
トイレに行く時、どのようにタオルを持っていけばいいか、途中で人にあった時にどうするか、トイレに入って、どのように用を足すか、終わった後に、どのように洗浄するか・・・
そうしたことについて、驚くべき細かさで記述している。その描写力には、ただただ敬服。
しかし、道元は、この文章を書いているとき、実際に、自分もその動作をしながら、確認しながら書いたのだろうか?と考えると、道元が身近に感じられる。
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