道元は、この巻の中で、自分の考えをわかりやすく伝えるために、いろいろな例え話を使っている。
舟に乗っていると、周りの景色が動いているように見えるが、実は自分が動いているのだ、という相対性理論のような例え話が出てきて、驚く。
薪(生)は灰(死)となるが、それを薪が先で、灰は後と考えるのは間違っている、という。薪は薪、灰は灰、と別々に考えるべきだと。これは、ヒュームの考えに近い。
船で海に出てしばらくすると、山が見えなくなるが、山がなくなる訳ではない。
などなど。
1つ1つの例え話は、実にわかりやすいが、その裏に隠れているもは、とてつもなく深い。
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