2012年8月16日木曜日

袈裟功徳:形にこだわる道元

坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い。という言葉にある通り、仏教僧と袈裟は、切っても切れない関係にある。

この袈裟功徳の巻で、道元は、この袈裟に対して、徹底したこだわりを見せる。道元によれば、仏祖は、その教えを、一番弟子に対して、袈裟といっしょに伝えた。仏の教えは、袈裟といっしょに伝えられたのであって、それと切り離して考えることができない。

禅とは、座禅を組むことで、仏祖と同じ体験をすることで、同じ悟りを得ようと言う信仰であり、”形から入る”のがその思想の根本にある。

袈裟、という形あるものにこだわる道元の思いは、まさに禅の本質的な思いなのだ。

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