2012年10月30日火曜日

看経:看経のプロセスを詳細に解説

洗浄で、用を足すための詳細なプロセスを、ことこまかに解説した道元。

この巻では、看経のプロセスを、またも詳細にわたり、説明している。

看経とは、僧ではない一般の人が、お布施をして、僧に依頼し、依頼された僧が、その依頼者のために、法華経などの主要なお経を、静かに読む、というプロセスだ。

自分で読むのではなく、僧が読むというのが、大きな特徴。そもそも、一般人は、現代のような、やさしい解説本がある訳ではないので、難しいお経を読むことは出来なかったのだろう。

言葉がまだ大きな力を持っていた時代、教えがまだ大きな意味を持っていた時代においては、僧に経を読んでもらうことは、有り難いことであったのだろう。

言葉や教えの価値が薄れた現代人にとっては、看経の有り難さは、わからなくなってしまった。

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