2012年6月23日土曜日

諸悪莫作:因果という言葉について

道元は、衆善奉行という言葉を解説するにあたり、因果について、次のように書いている。

因はさき、果はのちなるにあらざれども、因円満し、果円満す。因にまたれて果感ずるといへども、前後にあらず。

因果は、因が先に会って、果が後にある、というものではない。因が満たされて、果が満たされる。これは、どのように解釈したらいいのか?

ヒュームが因果論を否定した論理とは少し違っているが、私たちが、当たり前と考えると、原因と結果、という考え方に対して、大いなる反省を迫っていることには、違いない。

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